CASE 01
BEFORE
AFTER
治療詳細 | 子供の顎顔面矯正(成長誘導型矯正)の概要、成長期の顎の成長をコントロール・誘導する治療。 拡大装置(急速拡大装置:RPE)などを使う。 骨格性の不正咬合(上顎劣成長=受け口、上顎狭窄=交叉咬合など)に対応。 歯並びだけでなく、顔つきや呼吸、姿勢などの改善にもつながる。 |
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治療期間 | 装置の使用期間:1〜2年 成長のフォロー含めて通院期間は15歳前後程度まで。 成長終了まで(中学生まで)経過観察が続くことが多い。 |
治療費用 | 550,000円 |
リスク・副作用 | ・装置による違和感・痛み・発音障害(初期) ・顎関節に負荷がかかることがある(※使用指導を守ればリスク低) ・矯正器具によるストレス(心理的負担) ・成長の予測が難しいため、歯列に対して完全な仕上がりが保証されない ・永久歯列期に再矯正(本格矯正)が必要になる場合もある |
症例紹介 | 12歳からの上あご矯正治療~抜歯を回避し、美しい歯並びへ~ 「上の前歯がガタガタしてきた」「このままだと八重歯になりそう」12歳の女の子の母親が、そんなお悩みを抱え、お子様を連れて、当院にご来院されました。 診察すると、上あごの幅がやや狭く、歯が全てきれいに並ぶスペースが不足している状態でした。人間はしっかり何度も噛む事で自然に発育し、歯が並ぶのですが、こちらのお客さまの場合はそれも望み薄でした。 特に前から3番目の犬歯(いわゆる糸切り歯)が生える場所がなく、このままでは歯列の外側に飛び出して「八重歯」になってしまうことが予想されました。 当院では、お子様の将来を見据え、健康な永久歯をできるだけ抜かない治療を大切にしています。この患者様の場合も、顎の成長を利用してスペースを作り、抜歯を回避する治療計画を立てました。 治療のステップと効果 顎を広げ、スペースを確保する「拡大装置」を使用します。まず、上あごに専用の「拡大装置」を装着し、ご自宅でネジを少しずつ回していただくことで、ゆっくりと顎の幅を広げました。 数週間で顎が広がり、前歯の間に一時的な隙間ができることで、歯が並ぶための大切なスペースが確保されました。 顎が十分に広がった後は、広がりすぎた4番目の歯に「トランスパラタルアーチ」を設置しました。この装置で広がりすぎた4番を少し内側に戻し、確保されたスペースへ犬歯が自然と正しい位置に生え揃い、歯並びの土台が整っていきました。 治療開始が遅かったため、歯列改善には精密な歯並びを完成させる「ワイヤー矯正」も必要でした。 最終段階では、上あごにワイヤー矯正装置を装着し、一本一本の歯の位置を細かく調整しました。これにより、ガタつきが完全に解消され、機能的にも審美的にもバランスの取れた、美しい歯並びが完成しました。 治療の成果とポイント この治療により、患者様は、大切な永久歯を抜くことなく、美しい歯並びを手に入れました。 心配されていた八重歯になることもなく、犬歯が理想的な位置に並びました.歯並びが整うことで、笑顔の印象も大きく改善されました。 成長期にあるお子様の矯正治療は、顎の成長を最大限に利用できるため、抜歯をせずに治療を進められる可能性が高まります。お子様の歯並びで気になることがございましたら、まずは一度ご相談ください。最適なタイミングと治療法をご提案いたします。 |
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CASE 02
BEFORE
AFTER
治療詳細 | 子供の顎顔面矯正(成長誘導型矯正)の概要、成長期の顎の成長をコントロール・誘導する治療。 拡大装置(急速拡大装置:RPE)などを使う。 骨格性の不正咬合(上顎劣成長=受け口、上顎狭窄=交叉咬合など)に対応。 歯並びだけでなく、顔つきや呼吸、姿勢などの改善にもつながる。 |
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治療期間 | 装置の使用期間:1〜2年 成長のフォロー含めて通院期間は15歳前後程度まで。 成長終了まで(中学生まで)経過観察が続くことが多い。 |
治療費用 | 550,000円 |
リスク・副作用 | ・装置による違和感・痛み・発音障害(初期) ・顎関節に負荷がかかることがある(※使用指導を守ればリスク低) ・矯正器具によるストレス(心理的負担) ・成長の予測が難しいため、歯列に対して完全な仕上がりが保証されない ・永久歯列期に再矯正(本格矯正)が必要になる場合もある |
症例紹介 | 前歯の飛び出した犬歯(3番)、一本だけだから簡単に治るのでは、とお考えになる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、その一本を正しい位置に収めるには、歯列全体のバランス調整が必要になることがほとんどです。 なぜ一本の歯を動かすのに全体矯正が必要なのか? 犬歯が飛び出してしまう原因の多くは、顎の大きさと歯が並ぶスペースのアンバランスにあります。そのため、犬歯をきれいに並べるには、他の歯を動かして必要なスペースを確保しなければならないのです。 見た目だけでなく「噛む力の中継点」としての犬歯の重要性 犬歯は見た目の印象に大きく影響するだけでなく、咀嚼(そしゃく)や顎関節の動きにとっても非常に重要な役割を担っています。無理に押し込んだり、そのままにしたりすると、歯ぐきの炎症や歯根の吸収など、将来的なトラブルにつながる可能性もあります。 だからこそ、一本の歯のズレに見えても、お口全体の調和を考慮した矯正治療が非常に大切なのです。 |
表示金額は全て税込みです