
こんにちは。岐阜市の「やさしい歯科」です。
「歯周病が認知症と関係する」というニュースを見て、不安になった方もいらっしゃるかもしれません。歯ぐきから血が出ると、全身への影響まで気になるものです。今回は、研究で分かったことと、日常で取り組みたい歯周病対策を整理します。
歯周病と脳の関係を調べた研究とは?
福岡歯科大学は2026年9月8日、歯周病と認知機能の関係を調べた研究を発表しました。10月7日には医療ニュースでも紹介されています。
研究では、歯周病の原因菌に感染したマウスで、記憶や学習に関わる機能の障害が確認されました。また、口の炎症で活性化した免疫細胞が、首のリンパ節を経由して脳へ移動する仕組みが示されました。口の炎症と脳の働きを考えるうえで、注目される基礎研究です。
研究の詳細は、福岡歯科大学の研究発表(2026年9月8日)をご覧ください。
人の認知症予防を証明した研究ではありません
今回の実験はマウスを対象としています。「歯周病があれば必ず認知症になる」「歯石を取れば認知症を防げる」と判断することはできません。人でどの程度同じ仕組みが働くのか、歯周病治療が認知症の発症にどう影響するのかは、さらに検証が必要です。
ニュースをきっかけに口の健康を見直すことは大切ですが、研究の結果をそのまま個人の将来に当てはめる必要はありません。
歯ぐきから血が出るときは、痛みがなくても相談を
歯周病は、歯ぐきや歯を支える骨などに炎症が起こる病気です。初期には痛みが目立たないこともあり、「痛くないから大丈夫」と思っている間に進む場合があります。
次のような症状は、歯科医院で確認しましょう。
- 歯磨きの際に歯ぐきから血が出る
- 歯ぐきが腫れている
- 歯がぐらつく
出血だけで歯周病と決めつけることはできません。気になる症状が繰り返す場合は、自己判断で様子を見続けず、原因を調べましょう。
歯科医院では、歯周ポケットや磨き残しなどを確認し、お口の状態に合ったケアを考えます。受診時には「いつから出血するか」「どの場所が気になるか」を伝えると相談しやすくなります。
毎日のケアと歯科での確認を組み合わせましょう
歯ブラシに加え、歯と歯の間も清掃する
歯周病対策では、歯と歯ぐきの境目や、歯と歯の間の汚れを落とすことが基本です。歯ブラシだけで届きにくい部分には、デンタルフロスや歯間ブラシを使います。
歯間ブラシのサイズや使い方は一人ひとり異なるため、無理に押し込まず、歯科医院で自分に合う方法を確認しましょう。
歯石や磨き残しは歯科医院で確認する
毎日丁寧に磨いていても、汚れが残る場所はあります。歯石は自分で取り除くことが難しいため、歯科での確認と必要な処置が大切です。検診では、清掃だけでなく、歯ぐきの状態や日々の磨き方も相談できます。
当院のクリーニングについては、エアフローを用いたクリーニングの紹介記事もご覧ください。処置はお口の状態に合わせてご案内します。
岐阜市で歯ぐきの出血・歯周病が気になる方へ
やさしい歯科では、一般歯科で歯周病の相談に対応し、予防処置として歯垢・歯石の除去やブラッシング指導を行っています。お口の状態に合わせたケアを一緒に考えます。
「歯磨きで血が出る」「歯ぐきが腫れる」「しばらく検診を受けていない」という方は、お気軽にご相談ください。
岐阜市の歯周病治療・予防歯科なら「やさしい歯科」
歯ぐきの出血や腫れ、歯周病の予防について、 気になることがあればお気軽にご相談ください。 お口の状態に合わせた治療とケアをご案内します。
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参考資料・出典
- 福岡歯科大学(2026年9月8日発表): 歯周病が引き起こす認知機能障害のメカニズムを解明
- 日本臨床歯周病学会: 歯周病とは?
- 日本歯科医師会: 歯科健診を定期的に受けよう