こんにちは。岐阜市の歯医者「やさしい歯科」です。
「歯みがきをすると歯ぐきから血が出る」「仕事が忙しくて歯科検診を後回しにしている」。そんなことはありませんか?
歯周病は、初期には強い痛みが出にくいこともある病気です。2026年11月には、歯周病と働く人の労働生産性との関連について新しい研究結果が公表されました。
今回は、その研究で分かったことと、歯ぐきの出血が気になったときの対処法を、わかりやすくご紹介します。
歯周病と仕事のパフォーマンスには関係がある?
2026年11月4日、第一三共ヘルスケアと東北大学による共同研究の結果が公表されました。研究では、全国の働く人17,289人の調査データを分析し、歯周病の有無と労働生産性の関係を調べています。
「労働生産性が低い状態」と評価された人の割合は、歯周病があると回答した人で30.4%、ないと回答した人で22.2%でした。年齢や性別、職種、喫煙状況などを考慮した解析でも、両者の間に関連が見られたと報告されています。
「歯周病が仕事の能率を下げる」とは断定できません
注意したいのは、この研究で歯周病が仕事の能率低下の原因だと証明されたわけではないという点です。同じ時点での状態を比べた研究であり、歯周病の有無も自己申告によるものです。
また、歯周病を治療すれば仕事の成果が上がる、という効果を示した研究でもありません。ただ、忙しい日々の中でも、お口の健康を見直すきっかけになる結果といえるでしょう。
歯ぐきの出血は歯周病のサイン?
歯周病は、歯ぐきや歯を支える組織に炎症が起こる病気です。初期には自覚症状が少ない場合もありますが、次のような変化が見られることがあります。
- 歯みがきや歯間清掃で出血する
- 歯ぐきが赤くなったり、腫れたりする
- 口臭やお口のネバつきが気になる
- 歯ぐきが下がったように感じる
- 歯がグラグラする感じがある
ただし、出血の原因は歯周病だけではありません。強く磨きすぎて歯ぐきを傷つけている場合などもあるため、症状だけで自己判断しないことが大切です。
痛みがなくても、気になる変化は相談を
歯周病は、痛みがあまりないまま進行することもあります。歯科医院では、歯ぐきの出血、歯周ポケットの深さ、歯石の付着などを確認し、お口の状態に応じて必要なケアをご案内します。
出血が続いている方や、しばらく歯科検診を受けていない方は、一度状態を確認してみましょう。
忙しい毎日でも取り入れたい歯ぐきのケア
毎日の歯みがきでは、力を入れすぎず、歯と歯ぐきの境目を意識して丁寧に磨きましょう。歯と歯の間は歯ブラシだけでは汚れが残りやすいため、フロスや歯間ブラシをお口に合った方法で使用します。
出血がある場所を避け続けると、汚れが残りやすくなることもあります。ただし、痛みを我慢して強くこする必要はありません。磨き方や道具の選び方が分からない場合は、歯科衛生士にご相談ください。
やさしい歯科では、歯周病や歯ぐきの出血についてのご相談、予防処置、日々のセルフケアのご案内を行っています。「仕事が忙しくて後回しにしていた」という方も、お気軽にお声がけください。
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