こんにちは。岐阜市の歯医者「やさしい歯科」です。
「以前、歯の麻酔が効きにくかった」「治療中に痛くなったらどうしよう」と不安を感じていませんか?麻酔の効き方には個人差があり、治療する場所や炎症の状態などによっても変わります。
今回は、歯科麻酔に関する新しい研究と、治療前に歯科医師へ伝えておきたいことを分かりやすくご紹介します。
歯科麻酔の精度向上を目指す研究
東京歯科大学は2026年11月5日、下あごの奥歯などの治療で用いられる「下顎孔伝達麻酔」を支援するガイドの研究が、学術賞を受賞したと発表しました。
この研究では、CT画像と歯列の光学データから患者さんごとのガイドを3Dプリンターで作り、針先を目標位置へ導けるか顎骨模型で検証しています。平均誤差は0.63mmでしたが、研究者は臨床応用に向けて、さらに精度を高める必要があるとしています。
現時点で「このガイドを使えば必ず麻酔が効く」と示されたものではありません。麻酔をより安全で正確に行うための、今後が期待される基礎研究です。
歯医者の麻酔が効きにくいと感じるのはなぜ?
治療する場所や神経の位置による違い
特に下あごの奥歯は、周囲の骨が厚く、通常の麻酔では薬液が神経の近くまで届きにくい場合があります。また、神経の位置や走り方には個人差があるため、同じ方法でも効き方が異なることがあります。
炎症や治療内容による違い
強い炎症がある場所では、麻酔が効きにくく感じられることがあります。必要な麻酔方法や量は治療内容によっても変わるため、歯科医師がお口の状態を確認しながら調整します。
治療前に伝えていただきたいこと
麻酔への不安や過去の経験は、治療前に遠慮なくお話しください。
- 以前、麻酔が効きにくかった歯や治療内容
- 注射や歯科治療への強い不安
- 服用中のお薬、治療中の病気、アレルギー
- 妊娠中、または妊娠の可能性があること
治療中に痛みを感じた場合も、我慢する必要はありません。あらかじめ合図を決め、痛みや違和感があれば手を上げてお知らせください。麻酔の追加や治療の進め方を検討します。
やさしい歯科の痛みへの配慮
当院では、注射前に歯ぐきへ塗る表面麻酔、一定の速度で薬液を注入する電動麻酔器、細い注射針などを使用し、麻酔時の刺激や負担に配慮しています。
痛みの感じ方や麻酔の効き方を完全に同じにすることはできませんが、患者様のお話を伺い、お口の状態を確認しながら治療を進めます。
岐阜市で痛みに配慮した歯科治療なら「やさしい歯科」
「麻酔が効きにくかった」「治療が怖い」という方も、まずは不安に感じていることをお聞かせください。お口の状態を確認しながら診療方法をご相談します。
当日の受診、予約の変更・キャンセルはお電話ください。お電話は受付時間内にお願いいたします。
〒501-2576
岐阜県岐阜市太郎丸新屋敷48-1
参考資料
- 東京歯科大学:第54回日本歯科麻酔学会総会・学術集会で中久喜学術賞を受賞
- Noguchi T, et al. Challenges in Developing an Effective Inferior Alveolar Nerve Block Guide. Anesthesia Progress.
- 日本歯科医師会:歯科治療と麻酔について
※研究および診療内容に関する情報は、2026年11月6日に確認した資料に基づいています。