こんにちは。岐阜市の歯医者「やさしい歯科」です。
「歯磨き後は、泡がなくなるまで何度もすすいでいる」「子どもの歯磨き粉は、どれくらいつければよい?」と迷うことはありませんか。
虫歯予防では、歯垢を落とすことに加え、フッ素(フッ化物)入り歯磨き粉の使い方も大切です。年齢に合う濃度と量、磨いた後のすすぎ方を確認しましょう。
歯磨き後のうがいは何回がよい?
日本小児歯科学会など4学会の合同提言では、3歳以上は歯磨き粉を軽く吐き出し、うがいをする場合は少量の水で1回のみとしています。
何度も大量の水ですすぐと、お口に残るフッ化物が流れやすくなります。ただし、歯磨き粉を飲み込むことを勧めているわけではありません。うまく吐き出せないお子さまや、飲み込みに不安がある方は、歯科医院で使い方を相談してください。
フッ素入り歯磨き粉の量は年齢で変わります
歯が生えてから2歳まで
フッ化物濃度900~1000ppmFの歯磨き粉を、米粒程度(1~2mm)使います。歯磨き後に、ティッシュなどで歯磨き粉を軽く拭き取ってもよいとされています。保護者が量を調整し、チューブはお子さまの手が届かない場所に保管しましょう。
3~5歳
フッ化物濃度900~1000ppmFの歯磨き粉を、グリーンピース程度(約5mm)使います。自分で適量をつけるのが難しい場合は、保護者がつけてあげてください。磨いた後は軽く吐き出し、すすぐ場合は少量の水で1回にします。
6歳以上から大人・高齢者
フッ化物濃度1400~1500ppmFの歯磨き粉を、歯ブラシ全体(1.5~2cm程度)に使用することが推奨されています。パッケージの対象年齢や使用上の注意も確認し、迷う場合は歯科医師・歯科衛生士にご相談ください。
就寝前を含め、1日2回の歯磨きを
4学会の提言では、いずれの年齢でも、フッ素入り歯磨き粉を使った歯磨きを就寝前を含め1日2回行うことが勧められています。
歯磨き粉を使うだけで、すべての虫歯を防げるわけではありません。歯と歯ぐきの境目や奥歯などに毛先を届かせること、必要に応じて歯間の清掃を行うこと、飲食の取り方を見直すことも大切です。
歯科医院のフッ素塗布とは違うの?
ご家庭の歯磨き粉と、歯科医院で行うフッ素塗布は、濃度や使用方法が異なります。毎日の歯磨きに加えて、お口の状態や虫歯のなりやすさに応じて、歯科医院での予防処置を組み合わせます。
やさしい歯科では、小児歯科でのフッ素塗布や、患者様のお口に合わせたブラッシング指導を行っています。「今の歯磨き粉でよいか」「子どもがうがいできない」といった身近な疑問もお聞かせください。
参考資料
※2026年10月17日確認。飲み込みに不安がある方などは、個別に適した方法をご相談ください。
